組織には異なる発想、背景を持った人が数多くいます。
これらの人々をまとめて、一つの方向に向かわせるには、自らに大きな視点が必要になります。
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大組織が縦割りになるのは、企業も役所も同じことです。
しかし、それを打破するための手法は、企業はトップマネジメント、役所は中間管理職の連携と違うようです。
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文化が違うと言って分割するのは、わりと簡単にできるものですが、文化の違うものを一つに融合するのは、極めて難しいものです。
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厚生省と労働省の統合当初、国際課は形式的に一つになっただけでした。
この国際課で、意思決定をどのように一元的に行うかを考えることが最初の仕事でした。
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世界に衝撃の走った9.11．同時多発テロ
厚生労働省関係者の無事を確認する作業を皆で行ったことも、今ではよい思い出です。