2025年1月29日
虚心坦懐~何のわだかまりもない素直な心で物事にのぞむこと、また、その様子を意味ずる四字熟語。虚心と坦懐 似た意味の用語を重ねたものですが、最初の用例は20世紀に入ってから~100年ほどの歴史の比較的新しい言葉です。
さて、本日は旧暦正月 昨年に続いて 旧暦1年を振りかえります。
昨年のコラムでは、「ほどほどの意馬心猿」という気持ちで1年を送るという目標でしたが、総括すれば、あと一歩というところしたが、3つ掲げた行動目標は着実に進みました。
〇父親が残した旧宅の耐震補強と大規模改修(実学で連載中)
長女は予定通りに8月に2Fに転居し、10月末には関連工事を完了。
12月末には、2年前までは温泉で行っていた家族・一族の会合を改修後の家で実施。
〇65歳個人事業の廃業に向けた世代移行
亡父の不動産管理会社として初めた小会社に、長女を役員として迎える。
長女の在宅での事業活動の基盤として、当該小会社の活用を始める。
〇過去10年の積み残し案件の着実な実行
関わっていた某会社の未回収金の裁判。痛み分けより有利な条件の和解で4月決着。
当該会社に残っていた監査役の登記(一昨年に退任・代表の懈怠で登記だけ残る)の抹消も終了。
しかし、旧宅の耐震補強と大規模改修工事中に「実学」で記載したように「切れる」ことも数回あり、また、上記の某会社代表との関係では、和解後に連絡がとれなくなり、その後数多くの債権者がいるのに和解金の半分が使途不明金になったとわかり「怒り」までレベルが上がりました。
完全な縁切りの意味で、当該代表が為すべき「登記抹消」を当方で事務代行するという申し出に対しても拒否的な態度が続き、裁判移行かと思いましたが、2度目の返信期限の最終日に一転して解決方向に・・この1年の当方の心理状態は、思い出すのも嫌な低レベルのものでした。
このように行動目標は着実に進んだものの、その心理状態には課題あり・・ということで「あと一歩」の自己評価です。これからの一年は、少しレベルを上げて「虚心坦懐」~怒らず、素直な気持ちで、次の3大目標に引き続きあたることにします。時には、素直な気持ちで、叱るべき時に叱ることにも心がけます。
〇交流拠点として改修した家のホスト役の実践
〇65歳廃業を前提とした次世代の成長支援
〇過去の積み残し案件の着実な実行(本年は趣味の領域で)