Vol.51 平成25年度予算から社会保障の将来が見えるか?

2013年3月1日

私が本拠とする福井では、未だに雪が舞い、寒い日が続いています。

しかし、太平洋側では、春の兆しを感じられるようになっています。

コラムにも記しましたが、先週訪れた鎌倉では梅が咲き始めていました。また、読者の方から、下記の便りととともに、写真を送っていただきました。いずれ行ってみたいと思うような景色です。

和歌山県中央部の日高郡みなべ町晩稲にある南部梅林(みなべばいりん)は、日本一の梅の里として有名です。

毎年、どこよりも早く、1月下旬から梅の花が咲き初め、2月の中旬から下旬の今頃にかけて満開となり、見頃を迎えます。
このころになると、梅林では甘酸っぱい梅の香りがほのかに漂い、展望台から見下ろす周囲のなだらかな山々には見渡す限り清楚な白い梅の花が広がって、その様子は「一目百万、香り十里」と称えられています。
梅は主として南高梅(なんこううめ)の白い花ですが、ところどころに紅梅やピンクの枝垂れ梅も咲いていて、訪れる者の目を楽しませてくれます。」

 

さて、今回は、社会保障給付の全体像を確認しつつ、国庫負担、地方負担への依存が高まる社会保障について、国の2011年度決算、2012年度補正予算、2013年度当初予算を概観します。

残念ながら、国の財政、社会保障制度の財政に春の兆しは感じられないようです。

 

 

平成25年度予算から社会保障の将来が見えるか?