2025年4月9日
洗面浴室の改修を決めた段階で、購入物品の事前リスト化・購入補助制を採用しました。一定の予算制約の下、各自の領域で必要な物品を、工事進行にあわせて計画的に選択する目的です。
今回の改修工事は、同時並行ではなく、場所を変えて順繰りに工事を完了する面倒なオペレーションでした。しかし、順次進むので、工事場所で将来必要となる物品を考える上では焦点が絞りやすく、時点さえ間違えなければ、欲しい家具・電化製品にあわせて、部屋・収納の構造やコンセント等の規格・配置を変えることも可能になるメリットもありました。
補助上限としてラインを示せば、購入総額も減るという算段もありましたので、まずは自分で大雑把なリストを作成し、家族に示しました。
このリストには、ネット検索で見つけた「頃合いの良い」値段のものを参考に補助上限を記入して、最後に購入品選定の責任者も記入しましたが、購入物品の最終区分は、「照明(外灯等の直接配線が望ましい場所のものは除く)」「新設ミニキッチン(2か所)周囲の収納」「広くなる洗面・トイレの収納 」「新設の介護室及びリビング兼来客用寝室の物品」「マグネット対応のキッチン・浴室物品 」「外溝関係物品 」「その他安価な市販品(玄関収納・カーテン等)」となりました。
最初は「何これ~」という感じでしたが、手続上の申請期限・購入期限が近づくと長女からは一定の反応が生じるようになり、自分で物品を決めて購入、清算は奥方に請求するようになりました。
このルールの最大の効果は、毎月の〆を作ったので、自分を含めて工事進捗にあわせて物品検討・購入到着・組立配置ができるようになり、「場所はできたが物がない」「物はあるがそこには置けない」といった大失敗は起きなかったことでしょう。リスト化された物品は時間とともに減っていくので、余計なものを買ったり・買い忘れたりということも少なかったと思います。
私が物品購入で記憶に残るのは、西側ウッドデッキに面する「ゴミ動線」です。
女性陣のゴミ捨ての話~東京は改修時の分別の種類が少なく、住まいが集合住宅なので、回収頻度の少ない物でも室内に置く必要はないが、福井は分別の種類が多く、回収頻度が低い物の置き場に困る(やむなく玄関先・車庫等に置かれる)~を聞き、家の外 隣接する場に回収頻度の低いゴミ保管所を設置することは予定していましたが、その場所が変更になります。
外壁工事の前段階で、室外機の設置予定場所を見た電気設備屋さんから「室外機入りません」とダメ出しされ、急遽、室外機と屋外のゴミ保管所が入れ替わり・・当然、置き場所のサイズは小さくなるので、当初の案はボツ・選択する物も大きく変わります。奥行の深い場所での利用を考えると手前と奥では高さを変える必要があり、予算は当初の範囲内と条件を決めて、あとはこれらの条件に合う屋外ストッカーをcm単位でネットで探すだけです。
種々のサイトを見て、現在(写真)にたどり着きましたが、実は外壁工事・ウッドデッキ工事前の購入だったので、当該場所への外壁設置でさらに狭くなった工事後には、そのままでは指定場所に入らず、ストッカー下に台を入れる工夫等も必要でした。実際の使用はお任せですが、今の収まりをみると、「よく探し出したなぁ」という感想です。
なお、費用管理面では、私の総額管理が容易(物品ごとの個別管理は不要)になったほか、心配された大幅予算オーバーは起きませんでした。補助上限が効いたのか、そもそも金の使い方に無駄が無い家族なのか、要因は不明ですが・・取り付けた数の多い照明の効果が大きく、全てをメーカー品のカタログで買った場合より、20万は安くなったと算段しています。心配された製品寿命も、当初に一つ動作不良が起きただけです。
しかし、半年ほどの間、種々の物品をネット検索して買い続けたので、工事完了後もしばらくは、福井に移動する前になると何か買わないといけないとの気分になったのは困りました。
未だに、疑似買物依存症の傾向は継続しているようです(笑)。