旅の楽しみ13:雨の長谷寺で梅を眺める(江戸散策6) 

2013年2月18日

今回の江戸散策は、家族が知人の誕生祝いをお届けに鎌倉に行くついでに、長谷寺、高徳院にお参りです。

 

知人は、今年50歳。高校時代の同級生です。今でも、二人は、他の仲間と一緒に飲む機会がある関係です。年に1回はある同窓会も、幹事として協力しています。

先月も、彼女がバイトをしている「小町通り」のとんかつ屋で食事をすることを目的に、雪が残る鎌倉に行き、散策をしたばかりです。その時には、鶴岡八幡宮、建長寺、円覚寺にお参りをしましたが、寒さのあまりに、私が購入した帽子は、今では、手放せなくなっています。頭が大きいので、人の倍は寒さを感じるのかもしれません。

 

昼過ぎに自車で鎌倉に向かい、概ね1時間で到着。渋滞がなければ、近いものです。

まず彼女の家を訪れ、お祝いを手渡し、少し立ち話をした後、高徳院に向かいました。その門前にある店で、遅い昼食として、「ゆばめし」をいただき、体を温めてから、高徳院にお参りです。

30年ほど前に、鎌倉に行った記憶はあるのですが、どこにいったかは、ほぼ何も覚えていません。鎌倉の大仏様にお会いしたはずなのですが・・、きっと、一緒にいた女性の顔だけを見ていたのでしょう。まだ、私も20歳の「サル」でしたから・・。

当時とは違う、今回の同行者は、大仏様の顔を見て「美しいお顔ね」としきりに感心し、与謝野晶子の歌碑を見て「あの顔を見て、この歌を詠むのは素晴らしい」と言っていました。ただ、高徳院の梅は、ほんの咲初めで・・花を写すために、家族が用意した一眼レフのカメラは、大仏様の撮影にだけ活躍していました。

 

まだ、時間もあったので、近くの長谷寺に回ることに。

今回お参りをした両院とも鎌倉時代に創建されたとされ、吾妻鑑、太平記などにも、その名前がでてくる有名な場所です。特に、長谷寺は、足利尊氏、北条氏康、徳川家康などの高名な武将との関わりが深い地です。

当初は、真言宗などの他の宗派でしたが、いずれも江戸時代に、寺院の修復、再興を機に浄土宗に改宗しています。今に両院が残るのも、この江戸時代の修復等があったからでしょう(長谷寺は、関東大震災で大きな被害を受けていますが)。

 

長谷寺に入ると、梅が結構咲いています(写真)。 白梅、紅梅のほか、珍しい蝋梅も咲き始めていました。紫陽花の頃とは違って、人も少なく、落ち着いた感じです。

家族は、楽しそうに梅の写真をとっていました。さて、どんな写真がとれたのでしょうか?

私は、高さ9mを超える本尊の木造十一面観音立像の偉容に感心し、小さな宝物館を見学しましたが、改めて歴史とは面白いものと感じたところです。撮影禁止なので、画像ではお伝えできませんが、ぜひ、皆さんも一度、お参りに行ってください。

 

家族のお土産買いを待って、自宅に向かいましたが、渋滞に巻き込まれ、来るときの倍の時間がかかりました。

疲れは残りましたが、寒さの中にも、春は近づいていることを感じる一日となりました。

しかし、明日は、全国で雪が降るようです。