Vol.59 政治の安定で社会保障改革は進むか

2013年8月1日

1か月休みをいただき、今回から3年目の通信の最終クールに入ります。

この1か月で、少しは通信の「貯金(書き貯め)」をしようとか思っていましたが、あまりの暑さに、何もできずに本日を迎えました。

皆さんは、いかがお過ごしだったでしょうか?

 

先月はじめに読者の方から、次のようなメールとともに、地元にある「衆楽園」のスイレンの写真をいただきましたので、ご紹介します。

私も後悔のない1年となるよう、これからの5か月を意味あるものにしたいものです。

「今年も半分が過ぎ、後半に入りました。

しかしいつも思うことですが、暑い盛りの7月ではまだそれほど『時間が経った』とは感じないものです。『暑いその日その日を過ごすのに夢中で、それどころではないから』でしょうか。
それでも、それが9月の彼岸を過ぎて急に涼しくなり、秋の虫の音を聴く頃になって、ふと我に帰ってみると、『もう1年の3分の2が過ぎてしまっていることに気付き、愕然とする』ことがよくあります。
しかしながらその頃になると、その年もあと3ヶ月しか残されておらず、また秋から年末にかけては、それまでにも増して時が早く経っていきますので、思うことの半分もできないうちに月日は過ぎ、かくてまた『今年も何もできなかった』という悔いとともにその年も暮れて行くことになります。
それが分かっていながら毎年その繰り返し。
今年は余りそういう後悔がないようにして歳の暮れを迎えたいものですが、さてどうなりますか。」

 

さて、今回は、先月末に地元福井での講演(勉強会)の際に、「政治の安定で社会保障改革は進むか」と質問された方への、私なりの回答です。

これから3年間で、どのような道筋を辿るのか・・過去の経験から考えてみましたが、「頑張った」役所の提案を、政治が「修正する」という役割分担がなければ、厳しい内容を含む社会保障改革が進むのは難しいというのが実感です。

 

政治の安定で社会保障改革は進むか