2013年6月1日
先日、両親と行った真言宗別格本山の「那谷寺」で、よい言葉を発見しました。
「世の中のことは、見ざる 云わざる 聞かざるが 無難であるが これからの世の中は よく観て よく伝え よく聴く ことにしよう」という 高野山真言宗のポスター(写真)に記された言葉です。
組織内で生きるときには、おかしいと思っても・・「見て見ぬふり」をすることが、間々あるものですが、少なくとも、組織を担い、社会を支える立場となれば、「私欲」に走らず、この言葉通りに行きたいものです。
私も この言葉に恥じることのないよう、これからも世の中を直視し、発言を続けていくつもりです。
また、前回の通信に対して、当該法人の「中堅若手」の方から、次のようなメールをいただきました。私のような仕事の者としては、こうした言葉をもらえるのが、仕事の醍醐味です。
「北川さんが大野で会った管理者を含めた皆さんは、今まで言われるままだったことも、自分たちでいろいろ考えて『スルー』したり、別の方法を考えて、自分たちなりに計画を立てて取り組んだりしています。面白くない人もいるでしょうが(笑)、おかげさまで『自分で考える』きっかけをいただけたんだなと思っています。まだまだ壁はありますが、3月末にみんなでおいしいお酒が飲めるといいね、と事業部のみんなと話しています。次はもっとわくわくするような話を通信に書いていただけるように盛り上げていきたいと思います。」
一方、法人内では、法人の理事・評議員の構成について行政経験者が多数派になり、また、その賛同を受けて従来からの実質経営者も役員に復活するなどの変化が生じたようです。中堅若手職員も、この変化の意図をはかりかねて、当面は様子見というところのようですが、幹部とのコミュニケーションが双方向に改善するのか、また、元のような一方通行に戻るのかは不明なものの、いずれにしても、中堅若手の頑張りに注目したいものです。
さて、今回は、大きな組織から離れて、新会社で、一歩先に1年頑張ってきた㈱YOUさぽーとの報告です。
まずは、経常損益率10%を達成し、大きく成長した役員3名の頑張りを、素直に称えたいと思います。