2013年3月15日
今週、11日の午後、留学から帰国した長女を、福井の田舎にある母方の実家に送る途中、自車の右後部に軽自動車が突っ込んできました。
県道と農道の見通しの良い交差点。右側から来た先方が一時停止したことを確認しつつ、子供の多いところなので30km程度で県道を走行していたら、止まっていた軽自動車が急に発進して来ました。
ブレーキを踏むと運転席のドアに激突すると思い、そのまま進行すると右後部に衝突。自車の後輪は左にずれて、右側の反対車線を越えた水田に一直線。
なんとか右前輪の脱輪で停止(写真)・・水田と路面の差は70cm程度、左後輪は宙に浮くという危ない姿勢のままでした。
事故検分を聞いていると、先方は、「左を見ないで発進した」とのこと。それも小学生らしい子供のいる自分の家の前で・・「走る凶器」とは人間なのだと実感した一瞬です。
損害補償問題はこれからですが、どうしても、あのとき以上の危険回避行為は思いつかないので、100%相手方の責任と伝えましたが、当然、こちらの一部過失を主張されるでしょうから、その時に、どのような方法があったか聞いて見たいと思っています。
時間は惜しいですが、ここは筋を通すことに・・・
さて、医者に行くと、私は、当然のように頸椎捻挫、娘は胸椎捻挫と診断され、頭が重いままに、今回の通信を書いています。今回は、医療保険のお世話にはなりませんが、それでも、日本国内、どこに居ても、同じシステムで医療にアクセスできる良さを実感したものです。
今回は、この日本特有の医療アクセスを財政面から支える保険単位のあり方についてです。
拙著「データでわかる病院経営の実学」を出版した際に、日本年金機構の本田氏から書評をいただき、1年を経過しました。その間、通信上で、本田氏の質問に回答しましたが、そのうち私の考える保険単位論に対して本田氏から「躊躇」が示されました。
今回は、この躊躇に対して、再度、私の考えをまとめたものです。