Vol.36 地域振興として医療・福祉事業に期待すること

2012年6月15日

ちょうど1年前の通信Vol.14を読み返しましたが、私たちの国・政治は、1年では何も変わらないようです。

「消費税を上げても社会保障財源には全く足りない? 社会保障の主力財源である保険料負担はどこまで? 高齢者と若年者の負担配分は? 地方負担の手当は? といった問題も素通りです。何となく、消費税を5%あげるという結論先にありきの政治ショーでしかないのね・・・という感じがしますが、それすらも実現できなさそうな雰囲気に。」と記しましたが、それに加えて、本来提案者である民主党は、消費税引上げ反対の色彩が強くなるという不思議なものを見ています。

政治とは、将来のために、人が嫌がるものを「決める」ことと思いますが、今の状況を見ていると、決められる人は、日本には、ごく少数しかいないようです。その人数にあわせて、議員の数を減らすと良いかもしれません。少なくとも、「政権野党」に費やす無駄な時間と費用は減るでしょう。

 

個人的には、先月「50歳到達記念」と銘打った高校の同窓会で、通信Vol.23で取り上げた栃木県の高校教諭に会いました。「今年はどうなの?」と聞いたところ、「校長が変わって・・・」と弱気の様子でした。そこで、「校長に相談する前に、昨年の成功をもって、現場の保健所と合意してから校長に報告すれば、何も言われないはず。前例主義だから。」と助言しましたが、どうなるでしょうか?

彼女の取り組みは、単に学校の行事であるだけでなく、地域振興につながる良い取り組みと、自信を持ってもらえばと願います。

 

さて、今回は、地域振興の視点からの医療・福祉というテーマの最終回です。

地域振興として医療・福祉事業に「考えてほしいこと」を、私の視点で整理しました。

(右下のファイル名をクリックください)

 

Vol.36 地域振興として医療・福祉事業に期待すること