2012年5月15日
「今回の通信の内容は、私にとってセンセーショナルな内容で、ドキドキしながら拝見しました。
私自身、社会福祉法人というハウスの中で、寒さを知らずに過ごしてきたことを反省させられる思いでした。戦後の社会事業を支えるために創設された社会福祉法人は、もうその役目を終え、自分たちでの力で事業を展開することをしなければ先がないのでしょう。社会福祉法人である意味を考え、新たな役割を考えなければなりません。
特に介護業界は、介護保険施行後、民間サービスが参入し、次々実績をあげています。
利用者は自身が必要とするサービスが利用できれば、ニーズが満たされれば、サービスの提供者は株式会社でもNPOでも社会福祉法人でもよいわけで、社会福祉法人は、サービス提供のあり方や地域貢献の在り方を真剣に考えなければなりません。
時代に乗り遅れないように、目先のことだけでなく、中長期的なビジョンをもって運営していかなければならないと思いました。」
これは、前回の通信に対する介護分野で経営層の一翼を担う読者の方からの感想です。こうした感想をいただき、福井でのトライアルをぜひ成功させたいと、個人的な思いを強くしたところです。
さて、今回も、地域振興の視点からの医療・福祉というテーマについてです。
昨年6月に、国立病院機構埼玉病院の敷地内に出店、概ね1年を経過した「真心絶品Cネット関東店」を題材にします。今年4月には、この出店に、ご理解をいただいた埼玉病院の企画課長も、沼田病院の事務長に異動し、新たな環境下での1年が始まりました。
最近、お疲れ気味の吉武店長及び店舗を十分に活用できていない福井の関係者には、改めて、この店舗の役割・価値を再確認していただき、地元福井・所在地域の振興のため、経営力の一段の成長を期待するものです。
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