2018年1月10日
平成時代が、あと1年余で終わることが決まりました。
私にとって、平成の30年間は、働く時代でした。
平成元年に大津市に出向~他の組織の釜の飯を食べ、平成7年には在中国日本国大使館に勤務~全く文化の違う人との付き合いを覚え、平成14年には北朝鮮拉致被害者の帰国支援に関わり~佐渡で200人を超える報道陣の相手をし、平成20年には転職~民間病院の再生に関わるなど・・面白い就業経験を重ねることができたものと思うばかりです。
この間、社会保障制度は、成人したばかりの青年が年金制度の課題~それも自分がもらえるかという50年後の問題を心配する発言をするくらいに、名実ともに大きな存在となりました。
しかし、一方では、毎年の国の予算編成において、「国の財政悪化の主要因は社会保障予算の増」・・と繰り返されるくらいに「厄介な存在」にもなったようです。
今回の通信は、1988年度からの社会保障と国財政の変化を踏まえ、2018年度予算について考えます。