Vol.109 地域医療連携推進法人制度の施行が近づく

2017年1月5日

皆様は、この年末年始をどのように過ごされたでしょうか。

 

私は、いつものように地元福井で過ごし、本日が仕事始めです。

福井で正月を一緒に過ごした東京在住の家族が、2日、3日と、三々五々に東京に戻りましたが、駅に送るたび、天気もよいことから1人で駅周辺、県庁周辺を散歩しました。

 

県庁舎は、福井城跡の中にあるのですが、何十年ぶりかに県庁の横にある「天守台」を見て、県庁が城の中にあるか・・改めて不思議に思った次第です。地元福井の人は、長年、その状態のため違和感がないようですが、私の知人は誰しも「なぜ??」と言います。

 

これは法制度も同じようなものかもしれません。

一度、制度化されると、その時は賛成・反対に分かれても、しばらく時間が経つと、それが当たり前になり、その制度・ルールに合っているかどうかだけを考え、制度そのものが時代に合っているかどうかを考える意識は衰えるようです。常に、既存のものを検証し、見直す姿勢は見失わないようにしたいものです。

 

さて、最近、地域医療連携法人について聞かれることが増えました。

2015年秋に成立した改正医療法で実現した地域医療連携推進法人制度ですが、2年の準備期間を経て、本年施行されることから、改めて、関心が高まっているのでしょう。
この制度が、どのように動き出し、成長していくのか、考えてみます。

地域医療連携推進法人制度の施行が近づく