2025年1月12日
長女の2Fへの転居は改修着手の前提でした。
しかし、実際に改修計画を考えていく上で、長女との軋轢が発生しました・・
今から考えれば、長女に悪気はないのでしょうが、私がムッとする事例がいくつか重なりました。既述のコンセントの位置決め問題、収納の仕様決め問題、洗面・浴室の改修要否問題を経て、2Fキッチンの仕様問題で、遂に私が「切れ」ました。
狭いながらも2Fに独立したキッチンを設けることは決まっていたので、その周囲の家具の配置、家電製品の配置等を明示させ、それに応じて、キッチンの勝手(シンクの位置)を決めたり、コンセントの位置・仕様を決めようとしたのですが、全く順調ではありませんでした。
何回かやりとりがありましたが、途中で言うことが変わったと感じたりして、これまでと同様に「事前に真面目に考える姿勢がない」と捉えました。
そこからは、私の単なる邪推でしかないのですが、「真面目に考えないのは、とりあえず短期間だけ居ようというつもりなのか」と考え始め、「もしそうなら、そもそも配管新設してキッチンやトイレを新設する必要はない」と感じ、奥方を通じて、長女に確認しました。当然のように、「未来永劫とまでは約束できないが、長期に住む前提で考えている」という当たり前の回答が返ってくるだけです。
なぜ自分が嫌な考えを持つに至ったかを考えたところ、「金も出さずに、あれこれ注文する」という感じが気に食わないということか・・と思い当たりました。洗面・浴室で当初予定の予算は大きくオーバーすることは確実でしたので、その点のひっかかりも私にあったのでしょう。
裏を返せば、「金を出すなら、文句はない」ということですので、その線で問題解決を図ることにしました。具体的には、家としてのインフラ部分は共通費用とした上で、2Fの内装や住宅設備(トイレ・キッチン)は別契約にして、長女がその半額を負担するという方針を打診しました。当然、内装や設備に関することの責任者は長女とする=工務店とのやり取りは直接長女が行う・失敗があっても当方は関知しない・費用増があったら長女負担という前提です。
長女も大人ですから、特に異論もなく同意し、私は嫌な考えから解放されることに。奥方にもシステムキッチン相当の負担を求め、DK+奥方の領域の内装等の責任者にしました。
その後は、細部の仕様などについて工務店と相談するなど、順調に進んだようです。今のところ、2Fの改修結果には不満はないとのこと。親バカを自覚していえば、2Fのキッチン周り(写真)は、私や奥方が想像した以上の出来上がり~機能性高く・安価な家具を選択・購入(費用補助あり・上限付き)したようです。
家族それぞれ特徴がありますが、短所同士がぶつかると不愉快に。しかし環境・条件を変えて長所同士が協力できると大きな成果が生まれると感じています。
もっと早くに気づけば、お互いのイライラも少なくて済んだのでしょうが・・
2世代住宅への改修を考えている人には、それぞれの空間づくりの責任者を分けることをお勧めします。