Vol.98 一般企業の不祥事 医療福祉の不祥事(1)

2015年11月1日

10月は、白山白川郷ホワイトロード、野尻湖、鹿沢高原、苗場ドラゴンドラ、三峰神社、吾妻磐梯スカイライン、みずがき山自然公園などと、各地の紅葉を見る機会を得ました。

いずれも目を奪われ言葉も出ないような素晴らしい景色でしたが、家族と一緒に行った瑞牆山の紅葉をお届けします。知人によると、あまり知られていないようですが、抜けるような青空の下、神が宿るとされる岩山と紅葉のコントラストが素晴らしく地です。

皆さんも、来年足を伸ばしてください。

 

さて、こうした紅葉狩りの移動の際に、車内のラジオで聞こえてくるのは、不祥事の話ばかりです。

フォルクスワーゲンの違法ソフトをはじめ、旭化成建材のデータ改ざん、厚労省補佐の収賄など、不正の話ばかりが続くと嫌になります。これは10月に限ったことではなく、タカタのエアバッグのリコール、東洋ゴムの免震装置のデータ改ざん、法科大学院教授による司法試験問題の漏えい、学校法人学園長の公金の私的流用・・・医療福祉では、東京女子医大、群馬大、千葉県がんセンターでの相次ぐ患者の死亡事故、聖マリアンナ医科大での精神保健指定医資格を不正取得、複数の高齢者施設・障碍者施設での虐待など・・悪い話ばかりが聞こえて来ました。

しかし、考えてみるに、これらの不祥事は、その主体は違うものの、パターンは似ています。なぜ、他の主体の失敗、過去の自分の失敗を踏まえて対策を講じずに、同じことが繰り返されるのか・・不思議な気がします。

 

難しい問題ですが、今年の不祥事を振り返りつつ、医療介護分野での不祥事を少しでも減らすことができるのか・・考えてみます。

今回は、その1回目です。

 

 

一般企業の不祥事 医療福祉の不祥事(1)