診療報酬を考える(1)~医療費・医療給付費の縮減余地を考える

2025年8月7日

本日は立秋 涼風至~暦の上では、暑さの中に時折、秋の気配を感じる涼しい風が吹き始める頃です。

暑さは続きますが・・2026年度予算編成の課題の一つと思われる診療報酬改定を題材に、今年2回目の通信の連載をはじめます。

 

20年以上、賃金・物価が上昇しない異常な状況で、医薬品の縮減財源をあてにした診療報酬改定が続いていましたが、賃金・物価上昇が普通の時代にやっと戻り、今年の「骨太の方針」でも、診療報酬改定について他産業並みの上昇を目指す旨が記載されるまでに変わりました。

8月以降、さまざまな場で検討が本格化するのでしょうが、本来の姿にやっと戻りそうな診療報酬改定について、皆さんの検討素材となることを期待して、連載を始めます。

 

診療報酬を考える(1)~医療費・医療給付費の縮減余地を考える