Vol.47 福井生活から垣間見た医療・介護制度への依存

2012年12月15日

写真の撮影者は、和歌山県内の市民病院の事務局長の方です。

陽が昇る峰々は高野山のある紀伊山地。白い雲海で川のように覆われているのは、紀ノ川に沿って伸びる盆地(河岸段丘)とのこと。

雲海が晴れ、先が見通せたとき、どんな気持ちになるのでしょうか。

 

さて、明日は、衆議院選の投票日。

今後4年間を、誰に将来を託すというよりは、4年間の社会実験として何を選ぶかという 選挙結果であって欲しいものです。

「過去行ってきたことを継続しても、うまくいく訳ではない。」ということは明確なのですから、どう変えるかという選択のはずです。決める人を変えても、方針が曖昧なままでは、何の意味もありません。

 

日本の有名な家電系の大企業も赤字決算を続けていますが、これも不振の原因は同じではないかと思います。

政治も経営も、本当に問題なのは、決められないことではなく、変えられないことと考えるのですが、皆さん どうでしょうか?

明日の結果が、日本の未来に横たわる雲海を、少しでも晴らすきっかけとなればと、願うものです。

 

こうして世の中が選挙で大騒ぎのときに、先月、母親が圧迫骨折となったり、義妹から病院紹介がありました。
今回は、これらから垣間見た、自助の気持ちを忘れ、医療・介護に過度に依存する日本の状況についてです。

 

福井生活から垣間見た医療・介護制度への依存