Vol.44 ヒューマンケア通信2周年(拉致被害者帰国支援を思い出す)

2012年11月1日

本日で、ヒューマンケア通信を始めて、2年を経過しました。

最初のテーマは高齢者医療制度でした。なぜ、これを始めたのかと思い起こすと、当時、何やかやと議論になっていた後期高齢者医療制度の見直し議論の中身のなさに焦燥感を覚え、かつ長女の成人(昨日は彼女の22回目の誕生日)に触発されたのだろうと、思い当りました。

始めた当初、きっと、お役所関係の人には、「辞めた人間が何を今さら」と思われたでしょうが、個人的には、通信を2年間、書き続けることで、自分のものを見る目のレベルは、少なくとも落とさずに本日を迎えられたようです。
 

さて、この1年、通信の回数は1年目より1回増えたものの、少々、書き続けるのが辛くなってきたようです。

恒例の事前の家族チェックを受ける前の段階では、出来不出来がはっきりしているのが、自分でもわかることが何回かありました。
これは、次のようなことを背景にしていると自己分析しています。
① 1年目に通信で書いていたようなことを、研究所HPを始めてサイト上のコラム・レポート・通信という3部門に分けて書くようになった結果、通信に何を書くかで迷うことが増えてきたこと
② 福井・東京の往復の中で、東京以外に福井での仕事も増えてきて、ゆっくりと考える時間が減ったこと
③ 間もなく50歳。ヒトとして、好奇心や疑問心を持つ力が落ちてきていること。

 

この自己分析を踏まえ、これからの1年は、次で進めてみようかと考えています。どうぞよろしくお願いします。
「5回書いたら1回休む(1か月の充電期間を持つ)」

「あえて書いて来なかった外交ネタや時事ネタなども5回のうち、最低1回は書いてみる」
「1年目に書いた事項でも、2年を経過して、どう変わったか変わらなかったかも書いてみる」

 

今回は、この1年を振り返りつつ、1年前に書こうと思って書けなかった「北朝鮮拉致被害者帰国支援」の話に触れたいと思います。ちょうど10年前の話です。

 

ヒューマンケア通信2周年(拉致被害者帰国支援を思い出す)