Vol.21 精神科医療と精神科病院(2)

2011年10月15日

現在、吹く風も涼しい福井です。
先日報告した福井での障碍者の歯科研究も13日で第5回目の研究班を終え、11月末には2回目の歯科健診を実施する予定です。
8月に実施したアンケート結果の集計では、Cネットグループに所属する障碍者の家族の方について歯科問題に関する認識の低さが際立つ結果になっています。事業者に任せきり・・・ ある意味、障碍者問題に関する実情の一面が伺われます。

 

さて、今回は前回に引き続き、精神科医療と精神科病院についてです。
前回の報告に対し、ご意見をいただいた3名の精神科医の方の意見も踏まえ、今回は精神科病院の将来について踏み込んだ意見をまとめてみました。
甘いと思うか、厳しいと思うか、読者の方それぞれでしょうが・・・ 

今後、精神科病院に問われるのは、急性期・慢性期の問題ではなく、対象患者の変化に応じた医療の質の変化を、 事業者として、そして政策としてどう図るかという問題と考えます。精神科単科で病院経営できる時間は限られていると思います。

皆さんのご意見を、お待ちしています。

(右下のファイル名をクリックください)

 

Vol.21 精神科医療と精神科病院(2)