2015年10月1日
長かった国会も、安保法制に関する与野党不協和音が解消することもなく終わりました。
あとは、政府、国会(政党)が、説明通りの適切な行動をするかを、選挙という仕組みでチェックするだけです。
こうした国会情勢の中で、内閣人事局からも「苦情」が出たとの話が広がるくらいに遅れていた厚生労働省の人事異動が決まりました。
無関係な立場ではありますが、やはり昔所属していた組織が、どのようになるのかは気になるものです。
お役所を取り巻く環境も時代も変わったのは、わかるものの・・異動内容を概観して、見ようによっては「年次に捉われない適材適所」、見ようによっては、「人事停滞の閉塞状況」という感想です。
新陳代謝のない組織・社会には、明るい未来があるとは思えません。今回の人事は、そうでないことを願うものです。
さて、敬老の日があった先月は、例年通り、高齢者の報道が増え、一億総活躍社会との方針も出ました。
今回は、病気を抱える両親の生活実感も踏まえつつ、人の死に向けた準備について考えてみます。