Vol.77 調達改革のトライアル(結果報告)

2014年6月15日

先日、矢崎国立病院機構前理事長の叙勲を祝う会に参加しました。

国立病院機構(NHO)の当初の成功を担った主な関係者の内輪の集まりでしたが、当時の「何でもやってみよう」というトライアルの雰囲気が思い出され、懐かしい感じがしました。前理事長のリードもあり、今後の医療や医療教育などにも話が及び、NHOがその中で果たすべきトライアルは何か・・との話題でも盛り上がりましたが、その中で、現在の幹部の方は、今の苦しさ、難しさを一生懸命に話しておられました。

それに対し「だからダメなんですよ・・一度の成功に留まらず、新たなことの実験をしないから・・」という発言がありました。本来なら、私の科白なのでしょうが、私以外の方から出たところに面白さがあります。こうしたことを考える人が多数いたからこそ、NHO当初のトライアルは成功したのだろうと思います。

 

さて、今回は、昨年、NHOの北海道東北ブロックで行われた共同調達のトライアルの結果を報告するとともに、今後の展開を考えてみます。

ちょうど各地域では花菖蒲が見頃(写真)となっていますが、江戸時代前に東北地方で色変わり種が選抜され、それが江戸に持ち込まれ全国に広がったとの由。これと同じく、東北でのトライアルが全国に広がるか・・今後の展開に注目です。

 

 

調達改革のトライアル(結果報告)