2013年11月1日
今回の通信で、4年目が始まります。
通信への直接的な反応を聴くことは少ないのですが、ご批判も含めて、具体的な反応があると嬉しいものです。
その意味で、前回の通信を見ていただいた二人の方から連絡がありましたので、ご紹介させていただきます。
一人は、ご家族に障碍者を抱える方からです。
「北川さんのご厚意により同店を家族で見させていただき、また、福井のCネットを実際に見させていただいた経験がある者としては、大変複雑な気持ちで読ませていただきました。通信のVol.15で関東店オープンが紹介されていたのを知って、当時、驚嘆したことを覚えています。そして、このような事業が発展していくことを期待しました。・・・やはり、新しい取組みを軌道に乗せていくことの難しさを痛切に考えさせられました。 今回の打ち切りを、他の取り組みへの悪影響も懸念された上で、『一段と苦い味のする失敗』とまとめていますが、失敗事例を冷静に分析し、それを多数の人に伝えることも重要であると思います。」
もう一人は、事業者に属する職員の方からです。
「通信見ました。とても残念で、さみしい気持ちです。私も食品に関わる立場として、今回の件は反省ばかりでした。ただ、『食品事業は安全という土台の上に成り立っている』ということは、本当に強く感じたところです。この土台が不安定なままで、いくらいい機器を整備しても、いつかは全体がぐらついて崩れてしまうことになるでしょう。そのことを、食品事業を担う現場の皆さんにわかっていただきたくて、本日緊急ミーティングを行います。」
こうした形で、少しづつでも読者の方に、考えるところがあれば幸いです。
また、この間、別の読者の方からは近況とともに、京都府立植物園のバラの写真を送っていただき、疲れた気持ちを癒すこともできました。
皆さん、今後とも、よろしくお願いします。
さて、今回は、この1年の通信を振り返りつつ、福井で展開する家族支援の状況変化を報告します。