Vol.62 平成26年度診療報酬改定を占う

2013年9月15日

暑かった8月も終わり、少しは秋らしい風も吹き始めた頃、2020年に東京で夏季オリンピックが開催されることが決定しました。

前回の招致活動は、国民の支持がないという理由で落選しましたが、今回は、マスコミの報道も一変し、招致を支援する声が大きく伝えられました。招致が決まったときも、連日、オリンピック決定の報道が続くなど、数年で雰囲気が一変するのも不思議なものです。

日本らしいオリンピックを、その頃、50歳代後半の私が見ることができるか、楽しみなところです。

 

今回、読者の方から送っていただいた写真は、世界37か国で読まれている日本庭園の専門誌「「Sukiya(数寄屋) Living/JOJG(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)」において、10年連続で日本庭園日本一に選ばれた足立美術館(島根県)の日本庭園です。

世界に有名な日本庭園と言えば、桂離宮が思い浮かびますが、それを抜いてのトップは驚きです。足立美術館は25年前に、結婚したばかりの配偶者の希望で、行ったことがありますが、どのようなものだったか・・記憶は定かではありません。世界の人が知っているのに、日本人の自分が知らないのは、少々、恥ずかしい気がします。

7年後のオリンピックでも、日本人が気づかない良さを、きっと外国の人から教えてもらえることでしょう。こうした新たな視点の発見も、オリンピックに期待です。

 

さて、今回は、概ね2年に一度行われる診療報酬改定についてです。

実際には、医療費約40兆円の数%しか見直しをしない診療報酬改定ですが、毎回、政治的に注目されるのも不思議なものです。

 

 

平成26年度診療報酬改定を占う