Vol.101 組織再編は何のため

2016年5月1日

今年の長い黄金週間が始まりましたが、皆さま、それぞれ時間を有意義に使われているでしょうか。

昨日、読者の方から、アラスカのオーロラの写真を転送していただきました。読者の友人が撮られたとのことですが、「マイナス20度の中でカメラ設定を駆使しつつ何度も失敗しながら撮った珠玉の1枚」とのコメントも付記されていました。

 

こうした旅を重ねると人生も充実したものになるのでしょうが、サラリーマンを卒業した私は、人出の増える、この時期は遠出は避けたいのが本音です。しかし、家族とともにとなると、どうしても休日にならざるを得ません。今回は、東北方面を回り、途中で奥方と合流という計画~充実した旅となると良いのですが。

 

さて、連休中の合間をぬって、今回の通信は、組織再編についてです。

人的組織は、何らかの目的を達成する手段として存在するのですから、目的が変われば、その組織形態が変わるのは当然のこととも言えますが、なかには、組織存続や職員のポスト確保等を目的とした、本末転倒と思えるものもあります。
4月下旬に厚生労働省の再編論が再浮上しましたが、今回は、これを事例に組織再編について考えてみます。

 

組織再編は何のため