老朽住宅改修 第35回 廃物利用による農業用小屋2F・車庫の活用~男性が喜ぶDIY空間

2025年4月2日

1月に農業用小屋2Fに不要になった畳を敷き詰めたとき思いつきました。ここを一時的な保管場所でなく、家ではできない遊びの空間にできないか・・と

その時に具体的用途が定まっていた訳ではありませんが、木造部の解体に際し廃材の保管を依頼しました。和室を洋室化することに伴い不要になる敷居・鴨居の部材やガラス戸6枚(うち2枚は和室付近で再利用)、及び階段の手すりと踏板数枚です。
小屋2Fに畳を敷き詰めると半分くらいが畳、残り半分は板の間となり、ちょうど境となる辺りに梁があることに気づいての依頼です。この梁を活かして、廃材利用でガラス戸の間仕切りを作り、2Fを2つに区分できないかという思いつきでした。

 

思いつきから8か月を経て、やっと小屋2Fの廃材利用に着手です。
小屋階段に再利用の手すりの設置、2F中央部への廃材利用による間仕切り設置は、木工事の職人仕事で半日~照明は電気設備の人には、既存の照明場所の移動等を依頼し、2区分された空間ごとに、これも不要となった古いLED照明等を2時間ほどで取付けです。
あとは自分で、不用品と空き時間を使っての簡単な作業です。お安いDIY用の電動工具も利用してです。
〇各窓にカーテンレール取付け。不要となったカーテンを利用。
〇50年前の火鉢と長女宅で死蔵されていたガラス板で畳部屋のテーブル設置。椅子は不用品利用。
〇1月に依頼して設置した板の間の据付棚(父親の残した工具群の一部を保管)に廃材の扉取付け。
〇不要となったカーペットを板の間に敷き、これも不要となった机・椅子・引き出しを配置。
〇工事終了で不要となった工務店の作業台の足(少し痛み有り)を譲り受け板の間に設置。作業台は2Fにあった廃材を利用。

 

板の間は廃材・廃品利用で立派なDIY空間(写真)になりました。奥方が参加した同窓会では、男性諸氏が別荘地でのDIYができる空間に憧れるとの話で盛り上がったとの由。小屋2Fの様子を思い出し「同世代の男は、あれが好きなの」と理解したとのことです。今後も電動工具を無駄にせず何に活かしていくか・・家の周囲を見回しながら考慮中です。
隣の畳部屋は、今後の用途を模索しているところです。保管用の布団、物品の山から「発掘」した簡易トイレもあるので、ウォータサーバーを置けば、少なくとも臨時の避難所・合宿所にはなりそうです。人数が集まれば、保管用のこたつで家族や近所を気にせず「徹夜マージャン」・・20歳前後でやっていた馬鹿なことを思いつきます。家以外に、こうした場所がある楽しみ~これも遊んでいる空間の安価な再利用といったところでしょうか。

最後は、この場所を長持ちさせるために小屋の屋根の吹き替えです。さすがに、これはプロに依頼です。

 

小屋と家の中間にある車庫でも廃材利用で女性向きに一工夫です。
農業時代の用途として、汚れた衣服等を一時洗いする場が車庫にありましたが、数年前に洗面台が朽ち果てたので仮設の洗面台を置いていました。今回、母親宅の洗面台を更新することになったので、従前のものを補修して車庫に設置(仮設のものは鉄骨部の屋上の水栓で再利用)、長年問題だった排水処理も下水に接続で解決、母屋から引っ張っていた水道管もルートを変えて更新と、車庫の水回りも一新です。
再利用洗面台の横には長女宅で利用していた洗濯機・冷蔵庫も並んでいますが、外での活動には便利なものになるでしょう。冷蔵庫は、お酒関係の保管庫として、また臨時の大人数の行事・宿泊にも大活躍です。

 

両親は何かと捨てるのを嫌がりましたが、私もその傾向があるのかもしれません。
ただし、場所・用途を明確にして利用する点は違います。単なる保管ではなく再利用~当初は「何するの?」と首をひねっていた職人・家族にも、仕上がりを見て「なるほど」と思っていただけたと思います。
引き続き、自前で、少しずつ変えていく予定です。もちろん安上がりで(笑)