老朽住宅改修 第27回 駆け込み工事(1)~長女の転居期限が近づく

2025年3月5日

このままでは8月末の長女の転居に間に合わないと考え、8月は概ね福井にいると予定変更。
夫婦とも長女宅に長期居候して、まずは長女宅の荷物の整理からです。

長女が移る先の工事完了の段取りはともかく、送り出すものと捨てるものの荷物の仕分けが最初の仕事です。在宅勤務をしている長女ですので、こちらのペースにあわせて作業できるわけではありません。

イライラしそうになる気分を抑えて、転居までの概ねのスケジュールを示したうえで、順次、部屋別に物品整理を進めることにしました。

 

整理開始後も個別にスケジュールを示して「○○日には、部屋Aの整理作業を終了する。当日の夜までに、捨てるものは○○の場所に、移動させるものは○○の場所に移動しておくこと。どうしようか悩むものは個別に相談」とWEB上でデータ共有・・最初はぎくしゃくしていましたが、そのうち全員のペースが揃ってきます。

私の仕事は、処理に悩むものの方針決め、捨てるものの中から他で使えそうなもののピックアップ、捨てるものの納屋への移動(半分は叔父時代のもの)、翌日早朝に軽自動車で母親宅に運ぶ準備です。ただ腰を痛めたので、力仕事は奥方に依頼することにしました。

 

その頃の1日は、早朝に長女宅と母親宅を1~2回 BOX型の軽自動車で往復(片道5分程度)から始まりました。前日に母親宅へ移動と決めた物品の搬出です。最初の頃は、移動物品は車庫等に置いていましたが、母親宅の工事が進み、新階段ができて、完成とはいかないでも物品搬入ができそうな部屋の状態になれば、直接2Fに移動させるようになりました。
物品移動の時間が終わると、母親宅で工事の進捗を確認。その頃には、土日を除き、誰かは工事の人がいましたので、雑談交えての打ち合わせ。
話が終わると、段々と現場の整理整頓の状況が悪くなっているような気がしたので、気になる点は自分で移動し、奥方は掃除。時間があれば、車庫や小屋の物品の母親宅内への移動準備と・・

毎日を同じルーティーン繰り返していました。

 

こちらも徐々に慣れ来ましたので、元々は引っ越し業者に頼もうかと思っていたL字型の事務デスクやハンモックも分解して軽自動車で搬出に成功~ハンモックは分解を通じて理解した構造から一定の防水措置を講じれば、2Fリビングからアクセスが簡単になった鉄骨部の屋上に置いても大丈夫そうだと判断し・・自前で人工芝を張って外部設置(写真)へ。長女宅で出た不用品も再利用して風対策も忘れません。
こうして徐々に準備すると、配置の工夫方法や再利用できるものが見つかるものだと、新たな発見がありました。

 

ちなみに最終の引っ越し業者による物品移動は、ベッド・大型TV・洗濯機等だけとなり、費用も最低限の数万円~新設の内階段では2Fに長いものは入らないのでは・・という心配された構造上のリスクも顕在化せず、念のため残しておいてもらった工事用の外階段も不要で終わりました。
納屋一杯に残された不用品(2tトラック2台以上分)は、後日、いつものYOUサポートに処分を依頼~長女宅の外壁洗浄等を含めて約9万円でした。これで引っ越し完了です。

 

なお、こうした日々の運動のお陰か、当時、私を見た知人から「瘦せたのでは?」としばらくの間、言われましたが、今ではもう言われることはなくなりました。