旅の楽しみ84:旧正月 多摩川沿いの武蔵一宮と蝋梅の小径

2023年1月22日

季節は大寒~最も寒い時期です。
予報によれば、今週半ばには今冬最も寒い時期になるとのこと~これを超えれば、少しずつ暖かくなるのでしょうが、今年の旧暦元日は1月22日。新暦との対応では、最も早い時期にあたるとのこと。
通常は2月に入ってからですので、今年は旧正月と言っても、春にはまだ遠いのかもしれません。

 

昨日は、15年以上前に一緒に働いた方々と少人数の昼の会食。
昼には珍しく酒も進んだものの、旧交を温めるというよりは、関連する組織の抱えるリスクなどが話題の中心に~こうした非正規の情報流通も大事なのは昔も今も変わらないようです。
参加者の一人は忘れないようにと、あれこれ後輩にメールしていたのが、本人の真面目な人柄を表すものと感心しました。何年たっても変わらないものは誰にもあるのでしょう。
もちろん年齢相応の体の不調~腰痛・自律神経失調・新型感染症感染~の話題があったのは、やむを得ません・・・

 

この模様を思い出しながら運転していると、ほどなく武蔵一宮を称する神社の一つ 小野神社に到着。
せっかく旧正月なので、どこかの神社に参拝しようと思い立ち・・・東京の住まいは、ちょうど足立区と葛飾区の境界線=武藏国と下総国の境界線(今は暗渠の古隅田川)の近くにあり、今は足立区、昔は武蔵国という場所を理由に、今回は武蔵国一宮 多摩川沿いの小野神社に参拝へ。
大きな社ではありませんが、時期外れながらも数名の参拝の方もいて、地域に大事にされていることは伺えます。

 

その後、奥方が移動中に急に言い出した「蝋梅を見る」との指示に従い、「蝋梅」で検索・ヒットした対岸の某博物館の蝋梅の小径へ移動です。
人出はそれほどではありませんでしたが、蝋梅の一角は、予想以上に「黄色(写真)」と「特有の香り」で一杯です。大型のカメラを構えた人もちらほら、子供連れの若い夫婦から老夫婦まで・・我々も老夫婦の一員でしょうか。
蝋梅の写真を撮り続ける奥方を一人残して、負担にならない程度に場内を散歩すると、大寒というのに気の早い紅梅・白梅も咲き始め・・これから来る今冬最大の寒波にきっと驚くことでしょうが、立春も過ぎれば見ごろになるのでしょう。
楽しみなことです。