旅の楽しみ18:諏訪湖畔の宿に 旧街道を辿って

2013年5月5日

信濃諏訪湖畔に家族5人で1泊しました。

来年、また外国での生活を始めたいと希望する長女の意向もあり、普段は、都内でのんびりしている黄金週間中に1泊の家族旅行です。

 

自車で福井に帰省する際、中央道を使う時には諏訪湖SAで休むことが多いのですが、諏訪湖湖畔に行くのは今回が初めて。昨年11月に岐阜の下呂温泉で講演をして、そこから東京に出る途中、諏訪大社上社に参拝しましたが、その際も、諏訪湖周辺に行っていません。

4日の朝、自宅を出て首都高速に乗ると、中央道は既に渋滞が始まっているとの表示。それを見て、関越道に回ると同じく渋滞の表示です。

急ぐ旅でもないので、藤岡周辺までは旧中山道を辿る国道17号を行くことにし、快晴の中、順調に走行。一部、上信越道を走りましたが、途中から、やはり旧中山道を辿る国道142号を走行して、諏訪湖に到着。

 

この間、約5時間。車中では、恒例の次女が用意したイントロ当て(自分で編集)を実施したり、道の駅で休憩したりと長閑な旅です。諏訪では、まず諏訪大社下社(春宮、秋宮)を参拝しましたが、ここら当たりから雨模様に・・。

秋宮周辺の旧中山道と旧甲州街道が交わる宿場町の街並みを歩きながら、いくつかの資料館、博物館等を巡ってから宿に。

 

宿の「湖泉荘」は、行ってからはじめて気づきましたが、長野県市町村職員共済組合が経営する保養所でした。昨夏に改修したばかりのようですが、従来の共済施設のイメージとは、だいぶん異なる雰囲気です。

宿の手配は、私がWEB上からしたのですが、ブライダル等の勉強をしている長女が、私の知らないところで宿と直接交渉をして、あるイベントを用意していました。結婚25年のお祝いですが、長女に聞くと、共済施設らしからぬ対応の良さでケーキ等の準備をしてもらえたようです。

昔と同じく、私は「刺身のつま」の状態。私は、疲れて早々に寝てしまいましたが、他の家族は長男希望のカードゲームを遅くまで・・早朝に散歩・入浴・・それぞれに楽しい時間だったようです。

 

5日は、家族の希望に従い、湖畔の散策、いくつかの美術館等を巡ったあと、これも長女が手配した水陸両用のバス(写真)に乗ることに。陸上40分、湖上20分程度のものですが、それなりに不思議な乗り物です。ただし、路上では振動が大きく、2か月前の交通事故で、首を痛めた私と、背中を痛めた長女は、下車後も痛みは継続するという状況でした。まだまだ、事故の後遺症は続くようです。

 

最後に、近くの諏訪大社上社(本宮、前宮)を参拝してから帰路に。

しかし、中央道は事故渋滞~大月からは30kmを超える渋滞との表示をみて、往路と同じく、一般道を行くことに。

国道20号(旧甲州街道)から甲府市内で国道411号(青梅街道)を辿り、暗い奥多摩湖を右手に・・しばらくはパトカーの先導で走り(悪いことをしたわけではありません。ただの偶然です。)、新青梅街道から外環自動車道を経由して約6時間で到着です。

 

いつもと違い、旧街道をのんびりと行く旅は、悪くありませんでした。高速渋滞で、イライラするよりは、健康にも悪くないでしょう。

次は、夏の家族旅行ですが、いずこに行くことになるでしょうか。