親と歩く66 今年で6年目の温泉での宴会 今年も山中温泉で開催

2017年12月30日

私の家族と、夫婦それぞれの両親の3世帯で始めた温泉での宴会も6年目。今年も、昨年父親に評判がよかった山中温泉の同じ旅館で開催です。

 

昨年と比べる参加者の入れ替えはありましたが15名と同規模・・祖父母たちが期待した長女夫妻(10月に福井で挙式)は仕事で出席できませんでしたが、いずれも1年は無事終えたようです。
そうは言っても、叔母夫婦の家族には、長女の挙式以降トラブルが続いたようで、叔母本人の乳がん手術、娘婿の脳梗塞治療と続き、数日前には、自宅の垣根に交通事故を起こした車が突っ込み、自車も被害を受けるという事件も起こった由。
いずれも大過なかったようですが、「今年当たり年だった」という理由で、伯父に乾杯の音頭をお願いして、宴会の始まりです。

 

宴席は、種々の会話が飛び交ってましたが、概ね今年1年を振り返るものでした。
長女夫妻の挙式、次女の仕事、高校での生活、年寄りたちの健康状態・・100歳まで生きるとの宣言も出て苦笑い。次の世代のことも考えてもらわないと・・これから、いわゆる逆縁~70代の高齢者を100歳の親が送ることも増える~御釈迦様でも予想できなかった事態となるのでしょうが、親が死ぬまで子供が生きないといけないのは大変なものです。
そう言えば、到着後、父母・義父母は、「今何階にいるかわからない」と騒いでいました。
川に面した崖地に立つ宿で、到着フロアが4階となり、自分たちの部屋は下に行って1階という少々変わった構造なのですが、エレベーター移動なのですから、部屋に行きたければ①を、風呂に行きたければ⑤を押せばよいだけのこと。これで、あと20年近くに経つと、どうなるのか・・考えたくもありません。

 

さて、次女が仕切り役の恒例のカラオケ大会は、年寄りたちを中心に盛り上がりを見せました。
高校生の世代は、ほぼ何も知らない歌が続きます。義父が、誰もが知る童謡を歌いましたが、それに合わせて認知症が進みつつある義母が躍るという珍しい場面も見られます。最後近くには、実父と義父が一緒に音を外して歌い、それに叔母が合わせて踊るというシーン(写真)が見られ、誰もが笑っていました。
あとで聞くと、父親は、これが最後~来年は来られないかもと思いながら3曲も歌ったらしいですが、それだけ元気なら、しばらくは年末温泉に参加できるでしょう。

 

その後も、例年通りの行事、小競合いも続き、無事に温泉宴会を終了しました。
来年末は、どうなるでしょう・・

 

そう言えば、奥方が宿に長女から送られたマフラーを置き忘れた由。
親の心配より、そちらの心配もしないといけないかもしれません。