親と歩く20 約20年前に初孫と行った水族館に再び。

2013年7月25日

今月は、両親と東尋坊にほど近い「越前松島水族館」に行きました。

 

本来は、2週間前に、母親の希望で行く予定でしたが、今年亡くなった母親の長姉の墓参りに急遽行くことになり、今回に延期となりました。

聞くところによれば、先週、私の姉が㈱YOUサポートの支援を受けて、この水族館に行った由。北川家としては、2週連続でのお世話となります。

 

越前松島水族館は、両親が20年ほど前の夏に、彼らの初孫にあたる私の長女(現在22歳)と、3人で行ったことがあるとのこと。その時に、長女が、大きな水ダコの水槽に怖くて近づかなかった・・という記憶を思い出しての訪問です。

 

私の曖昧な記憶では、たぶん1994年の夏。当時、入院すると食費を求めるという制度改正を担当しており、その施行準備に忙しく、短期間帰省はしても疲れて不機嫌に睡眠、長女は両親と外出、次女は母方の実家に母親と行っていたのではないかと・・・

その頃は、両親は60歳前後で、まだまだ元気で初孫を連れての水族館行でしたが、今回は、同じ3人でも、50歳の長男に連れられての水族館行。水族館は、子供連れの家族がほとんどでしたが、当グループとは、概ね40歳以上の年齢差・・・思わず苦笑いです。

 

東京近郊にも水族館は数多くありますが、それらと比較すると、こじんまりとしたものです。しかし、昨年末の転倒以来、徐々に歩くことも自信無げになっている母親にとっては、この程度の広さが適当なのかもしれません。特に、海沿いにある施設ですが、本日は、気温は30度を超え、湿度も高く、少し外を歩いては、冷房の効いた建物に入るといったことの繰り返し。

これが施設の大きな東京なら、なかなか両親は連れて行けないでしょう。高齢者には、行動能力に応じた施設の規模という視点も大事な要素なのかもしれません。

 

最初、長女が怖がったという水ダコの水槽を見て、両親は二人で何かを話して笑っていました。きっとタコを見て泣き叫ぶ長女を思い出してのことでしょうが、今の長女なら、20kg以上あるという水ダコでも、「おいしそう」と酒の肴にして食べそうな感じです。時の経つのは早いものです。

その後は、イルカのショー(写真)、アザラシの昼寝、ペンギンの散歩などを、二人で仲好くゆっくり見て喜ぶ姿は、速度を除けば、子供の遠足と同じようなものです。昔は、孫の姿を見て喜んでいたのでしょうが、本日、初めて動物を見て楽しかったのでしょう。

母親が、「イルカは賢い。よく覚えている。私は無理。」「アザラシは暑さでやられている。私と同じ。」「ペンギンは、私よりしっかり歩いている。」と言うのを聞き、思わず吹き出して、本日の訪問は終了です。

 

明日から、福井よりも暑い東京です。

暑さに弱い私には厳しい季節ですが、来月は福井でどこに行くことになるでしょうか。