2012年5月14日
今月は、両親と福井県鯖江市にある「西山公園」に行きました。
西山公園は、江戸末期に幕府の老中職を務めた鯖江藩第7代藩主間部詮勝公が造成した大規模な庭園で、1856年に「嚮陽渓(きょうようけい)」と命名された地です。
この地のつつじは、市民からの寄付もあり、6千本を超えるとのこと。4月の福井滞在時には、桜を見られませんでしたので、今回、㈱YOUサポートの立ち上げ支援や、病院の決算分析レポート作成などに追われている合間をぬって、このつつじを見に行きました。
両親と昼時に、小一時間ほど、この公園を訪問し、「つつじまつり」で人が賑わうなかで昼食を食べました。昨日までは冷え込んでいましたが、本日は27度を超えて、外での昼食も快適でした。
この黄金週間前後に行われる「つつじまつり」は、私が生まれる2年前の1961年に、第1回が開催され、現在まで50年の歴史を経ています。
この公園には、幼いころに行った記憶がありますが、今回、数十年ぶりに訪れると、思った以上に、こじんまりとした公園で、昔の印象とは違っていました。私が大きくなった(特に腹周りが)からでしょうか。
12日が満開だったとのことで、少し散り気味でしたが、月曜の平日にもかかわらず、大勢の人がベンチや芝生に座り、食事をしている光景が広がっていました。ただし、9割以上は高齢者。平日なので当たり前なのでしょうが、それでも高齢化は進んでいます。
私にとっては、良い息抜きでしたが、両親は、駐車場から公園に続く長い階段を休み休み登っていたものの、後期高齢者の両親には少々きつかったかもしれません。こうしたアクセス改善は、高齢化の進む街の課題なのを実感した時間でもありました。