2012年6月16日
今月は、両親と福井県あわら市にある「北潟湖畔花菖蒲園」に行きました。
北潟湖(きたがたこ)は、福井県と石川県の境にある(99%は福井側)、福井県内3番目の湖であり、越前加賀海岸国定公園の一角にあります。日本海に近く水位差があまり無いため、海水が流れ込みやすく、江戸時代にはカキの養殖が盛んに行われていたとのことです。
その湖畔に、「北潟湖畔花菖蒲園」はあります。昭和51年開園と、全国の花菖蒲園の中では比較的新しい地ですが、江戸・肥後・伊勢や外国系など、300種20万本の花菖蒲が植えられています。本日から、「花菖蒲まつり」との情報を聞き、両親とともに見学に。私自身は、配偶者の運転手として同行した、足立区の「しょうぶ沼公園」、松戸市の「本土寺(あじさいで有名)」に続き、今月3回目の花菖蒲鑑賞です。
都市部にある2か所とは異なり、自然の湖の近くにある花菖蒲は、また違った感じがします。
駐車場から、今では見ることの少なくなった「葦原」を片手に、湖畔の遊歩道を歩くこと数分。満開の花菖蒲越しに湖が見えるのは、地方ならではの風情です。また、その向こうに5~6基の風力発電用の風車が回っているのも面白いものです。
ただ、イベント会場から離れたイベント会場で演奏する音楽を、花菖蒲園内にスピーカーで、それも大音響で流していたのはのは、少々、興ざめ・・・。お祭りの部分と静かな部分の両方があるほうが、イベントとしては印象が良いようです。
お互いに耳の遠くなった両親は、大きな音楽の中で、さらに大声になりながらも肩を並べて園内散策(写真)。
出店の店頭で焼いている鰻のにおいに誘われて、母親が「本日、生活費(の一部)を、息子からもらったので・・」と言いながら鰻丼を購入。私もそれをご相伴となりました。
帰りがけに、晩酌のアテとして地元産の「雑魚」のパックも購入し、2時間程度の「今月の地元Trip」を終了しました。