「未来創造展」で次女の活躍を見る

2015年1月21日

本日午後、霙の降る中、家族に誘われて、次女の通う専門学校グループの卒業イベントに行ってきました。

 

会場は国立代々木第一体育館。午前の打ち合わせをを終えて、「未来創造展」の第2部に参加~第一感は、「若い」という感覚です。

20歳前後の人達が集まり、その熱気が徐々に高まる・・・昨年来の「地方巡業」で感じる空気とは全く異なります。

また、大学祭の遊びの雰囲気とは異なり、現代の職人の卵たちの卒業制作の発表の場として、真剣さも感じられました。

私の知識・経験とは全く異なる分野ですので、個々の作品の良し悪しはコメントのしようもありませんが、今年度のテーマ「元気を創ろう」の通り、彼らの熱意に圧倒されたというところです。

 

個人的に関心を持ったのは、会場中央の大型ビジョンに流れていた映像です。

これは、当該学校を卒業して一線で働く先輩達の姿を企業名と共に示す映像でしたが、これを見た学生達は、魅力的な先輩の姿に憧れ、また、その姿と自分の未来を重ね合わせるのだろうと想像しました。

もちろん映像とは異なる厳しい現実もあるのでしょうが、こうした憧れの先輩がいる業界には、有意の人が集まるのだろうと容易に想像できます。将来の安定という視点から、公務員や大企業志向の強い最近の就職状況ですが、そこには未来を創造できる有意な人がどれほどいるのでしょうか・・最近では、魅力的な先輩も減っているとの声もよく聞かれるところです。

 

このイベントは、今春に卒業する人が中心ですが、2年生の次女(病気で1年休学)も、ポスターセッションで入賞。既に、この分野では、彼女は私の先生です。

彼女は、来年から就職活動も始まり、健康に問題がなければ、2年後には、この未来創造展の主役の一人です。

優秀な発表者には、学校からハワイ・グアムなどの外国旅行がプレゼントされる由。そうした栄誉を受けられるといいな・・と思うのは、親バカとは思うものの、毎年毎年の成長が楽しみであることは間違いありません。

 

昨年、就職した長女も新人賞を獲得しましたが、今年も自分の未来を創造していくのでしょう。

子供の成長で自分の役割が少しずつ減っていくことを喜びながらも、私も彼女たちに負けないよう、新しい分野で「未来創造」に少しでも寄与したいと思う一日となりました。